モノづくりに携わるすべての人が『楽しく・笑顔で』という想いで
創業100周年を機に立ち上げました。
丁寧に企画し国内で1つ1つ作られた商品を
ぜひこの機会にご覧いただきたいです。
Q. 作品について教えてください。
「まるあ柄 rana」
100周年を記念して誕生した、
すみだに流れる川の水面をイメージした「まるあ柄」。
商品はひとつひとつ表情が違います。
rana (イタリア語でカエル)の名前の通り、
「カエル」(ものが”帰る”という意味でも縁起が良いです!)の口をイメージしています。
rana は留め具がないシンプルな口金が特徴です。
力をかけずに開けられるので、
コツさえつかむととても使いやすいというお声をいただいております。
内側には豚革を施しています。
極小財布としてはもちろん、
アクセサリーやイヤホン、お薬など、
大切な物をいれていただくマルチケースとしてもご愛用いただけます。
素材/表側:イタリアの牛革にシルク印刷を施したもの
内側:豚のスエード革
デザイン/木戸麻貴
Q. 材料の仕入れ先はどのようなところですか?
台東区と墨田区の革屋さんを通して仕入れています。
Q. 作品はどのような技法で作られていますか?
厳選した革の綺麗な部分を裁断し、
1枚ずつシルク印刷をし、がま口に加工しています。
特注のがま口加工については、
特殊な口金(押し口といいます)の商品は
がま口職人さんの中でも作れる方が少なく、
口金をつぶすための特別な工具が必要です。
Q. 作品が1個完成するまでにどのくらい時間がかかりますか?
革や口金を準備するなどすべての時間をTOTALすると3カ月くらい。
Q. どのような点にこだわって作っていますか?
見た目のシンプルさとかわいさと機能性を
併せ持った商品に仕上げることです。
Q. 制作するうえで大変なことはありますか。
素材の革はイタリアに発注をするため、
納品まで時間がかかります。
その革の綺麗な部分を40㎝角に裁断し、
1枚1枚シルク印刷をしているため、
革ができるまでにさらに時間を要します。
また口金も特注のため、こちらも1ヵ月程かかります。
作り手も少ないため、たくさん作ることができません。
とにかく時間がかかる稀少な品であることです。
Q. この作品はどんな人におすすめですか?
人とは違った自分だけのものを持ちたい方。
時間がかかってできあがった品物を大切に使いたいと思う方。
量産品ではない作り手の顔が見える商品を持ちたいと思う方。
地域に根付いた商品を持ちたいと思って下さる方。
Q. 作品を保管するとき注意する点があればお願いします。
水に濡れてしまった場合はすぐにふき取って乾かしてください。
あまり直射日光にはさらさないでください。
またシルク印刷は薬品に弱いため、
そういうもののそばでは扱いに気を付けてください。
Q. 作品のお手入れ方法を教えてください。
まるあ柄のイタリアンレザーは
「コロニル(透明)」というクリームと相性がとても良いため
推奨させていただいております。
手垢などの汚れがとてもきれいに落ちます。
つくり手/有限会社東屋代表 木戸麻貴
職業 有限会社東屋代表 木戸麻貴
墨田区両国に生まれ育ちました。3代以上続く生粋の江戸っ子です。
家族は旦那さんとシュナウザー(6カ月オス)
有限会社東屋の代表を継承したため、
会社を継続するために日々奮闘しています。
出身地 墨田区両国
活動拠点 墨田区
趣味 最近は仕事
旅先でその地域の美味しいものを頂いたり、
景色や文化に触れること、
またその土地で人と触れ合うことが好きなので
仕事で色々な場所に旅ができるように行動しています!
http://www.azumaya.bz
http://www.azumaya.tokyo
Instagram @azumaya.inc
Facebook @azumaya.tokyo
Q. 今後の展示などの予定があれば教えてください。
■展示販売会
11月6日~12日 西宮阪急1階
11月15日~27日 中田屋茶舗(支店)両国3丁目 創業安政元年老舗
■工場見学・博物館見学ツアー
11月23日・24日 スミファ
裁断の機械などをご覧いただけます。ワークショップも行います!
Q. 今後やりたいことや目標を教えてください。
まるあ柄を通じてすみだ・日本のものづくりや文化を
世界に発信していけたらいいなと思っています♪
Q. ななつぼしクラフト展開催に向けて抱負や挑戦、目標をお聞かせください。
海外からの観光客も多い、墨田区の北斎美術館という場所で、
ものづくりに想いをもった方々と一緒に出展させていただけること、
そのような繋がりに感謝しています。
出展社の皆さんと共にななつぼしクラフト展を盛り上げることができるように、
今回は簡単なワークショップも行いたいと思いますので是非遊びにいらしてください!
どうぞよろしくお願いいたします!