金属アレルギー

金属アレルギーとは、金属に直接触れたり、
金属が体内に吸収されたりすることで、
皮膚にかゆみや湿疹を起こすことです。

アクセサリーに関する金属アレルギーについては、
汗をかいて金属が溶け出しやすくなる夏にとりわけよく見られます。
汗は酸性で、金属は酸に弱いため、金属が溶けるからです。

特に、ピアスによるかぶれがかなり増えています。
ピアスは皮膚を貫通するため、強く反応を起こしやすく、
また、微量ながら金属がピアスホールから体内に吸収されるため、
かぶれやすいのです。

アレルギーを起こしやすい金属は、
ニッケル、クロム、コバルト、パラジウム、スズ、水銀などのほか、
金、銀、プラチナなども含まれます。

これらの金属は装飾品だけでなく、
身の回りのあらゆるところに存在しています。
時計や化粧道具、薬や食べ物、お茶やコーヒー、
食器や調理器具、歯科金属などです。

金属アレルギーの疑いがある場合、
まずは疑わしい金属製品を身に着けないようにしてください。

金属製品にかぶれやすい人は、
金属アレルギーの検査をやっている皮膚科に相談してみてください。
また、ピアスの場合、不衛生な環境を避ける、金属以外の素材の選択、
ピアスポストが短すぎるものは避けることなども一案です。

※参考《Dr.菊池の金属アレルギー診察室》 菊池新 2012 東京堂出版

ジュエリーのメッキ

真ちゅうやシルバー、ホワイトゴールド、プラチナなど、
ジュエリーには、しばしばメッキが用いられます。
硫化による変色を防いだり、見た目の色や光沢を変化させるためです。

メッキとは、金属や非金属製品の表面に、
金属の薄い皮膜をかぶせる技術のことです。

このメッキですが、古くはメソポタミア北部で、
紀元前1500年頃すでに行われており、
鉄器にスズメッキ技術が用いられたと言われています。

日本の東大寺の大仏にも金メッキが施されていました。
これは「滅金(めっきん)」と記され、
「メッキ」の語源となっているようです。

メッキしたジュエリー製品を長く使用していると、
メッキの色がくすんだりはがれたりすることがあります。

その場合は、お買い上げの店に相談して対応してもらったり、
メッキ業者にメッキし直してもらう必要があります。

銀工房wanlingのジュエリーは、
素材の金属そのものの色合いを大切にするため、
メッキはかけておりません。
そのためお手入れが必要になります。
お手入れについてはあわせてこちらをごらんください。
http://wanling.jp/blog/blog/category/care

世界の銀の産地

silver_production_country_2011
私たちが日々使っている銀は、いったいどこから来るのか?
ふと気になって、銀の産地を調べてみました。

日本もかつては輸出するほど銀が採掘されていましたが、
現在は資源が枯渇し、目ぼしい生産国ではなくなりました。

2011年 世界の銀の鉱山生産量 (トン)
1 メキシコ 4,753
2 ペルー 3,414
3 中国 3,233
4 オーストラリア 1,717
5 チリ 1,311
6 ポーランド 1,270
7 ロシア 1,243
8 ボリビア 1,214
9 米国 1,120
10 アルゼンチン 703
33 日本 24
その他 3,687

《参考》GFMS社『World Silver Survey 2012』