旧魚梁瀬森林鉄道 明神口橋

201409shinrintetsudo
久しぶりに高知に帰省してきました。
今回は実家から近い地域を少し探索しました。

今では想像もつきませんが、
高知県東部の中芸地域(奈半利町・田野町・安田町・北川村・馬路村)の5町村は、
かつて林業が盛んな地域でした。

今も、馬路村魚梁瀬の千本山には、樹齢200〜300年の天然杉の巨木たちが息づき、
その風景は杉の日本三大美林のひとつに数えられています。

今回は魚梁瀬杉のある地帯までは行けませんでしたが、
安田町から馬路村へ行く途中にある、明神口橋を見てきました。

明神口橋(重要文化財)は安田川に架かる森林鉄道の代表的な遺構で、
経済産業省の近代化産業遺産群にも認定されています。
そのむかしは、大きな丸太がここを通る森林鉄道で運ばれていたそうです。

橋を歩いて渡ってみました。
水面からかなり高いところに橋が架かっていて、
高所恐怖症の人は注意が必要です。

川では釣り人が鮎を釣り上げた瞬間を見ることができました。

この橋の他にも、道沿いにはいくつもの古いトンネルなどがひっそりと残っています。